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ロサンゼルス公演特設ページ

舞台『キサラギ』ロサンゼルス公演大成功!!ほぼ満席のスタンディング・オベーションで幕を閉じる

初めて『キサラギ』を体験したアメリカのファンの様子、キャストインタビューのリポートが、ハリウッドを拠点にエンターテインメント情報を世界に配信する通信社HollywoodNewsWire.netから、本公演を控える日本に届きましたので、ご紹介します。

 7月2日(ロサンゼルス時間)、舞台『キサラギ』のロサンゼルス公演が行われた。会場となったのは、LAの新名所LA Live の一角にあるJWマリオット・ホテル(住所:900 West Olympic Blvd, Los Angeles, CA 90015  電話:213-765-8600)のプラティナム・ボールルーム。LA Live は、アニメ・エキスポが開催されたロサンゼルス・コンベンション・センターと、コンサートやスポーツ試合で使われるステープルズ・センターに隣接する再開発地区にオープンした、ホテル、劇場、レストラン、クラブ、映画館などの入った複合施設。

 午後5時半の開演を前に、アニメ・エキスポの入場者が公演会場に続々と移動、午後2時頃から約50人以上が開場を待って並んだ。列の先頭にいたのは、テキサスからやって来たというキャロル・バーベイさん。アニメ・エキスポは6年目という彼女は、「生のイベントに参加するようにしているの。生の日本文化に触れられるでしょ。こうした舞台劇の公演をしてくれてとても嬉しい」と話す。
 1000席用意された客席はほぼ満席。観客の中には、ピカチュウをはじめ、アニメのコスプレをする客の姿も。また、アメリカの媒体は、アニメ系や日本文化を紹介するウェブサイトの記者が取材に来ていた。

 何かに熱中する気持ちと笑いは世界共通で、お笑いシーンでは日本人もアメリカ人も一緒に沸き、悲しいシーンでは一緒にため息をついていた。「愛していたんだー」というセリフの時には、同意の雄叫びも上がるほど、夢中で芝居を楽しんでいた模様。公演はスタンディング・オベーションで幕を閉じた。男性4人で来ていた客は、「ミステリーとコメディ、ダークさと明るさが見事にミックスされた極上のエンターテイメント。コメディのタイミングも抜群だった。また見たい!!!」と話していた。また、コスプレの若者男女5人組は「とても楽しかった。友達にも絶対勧めるから、また公演してほしい」と話していた。

 公演後、出演者の5人は晴れやかな笑顔で登場。それぞれ以下のようなコメントを興奮気味に語った。
 家元役の松岡充は、「幕が開く寸前に『お客さん、すごく入ってますよ』って言われて、感無量でした。このメンバーでの初めての公演で、環境の変化、言葉の問題はあったけど、昨日のリハーサルで、みんなの気持ちがガチっと一致したから、いろいろなものを超えることができるだろうって思っていましたが、最後のスタンディング・オベーションで、観客一人一人にそれが伝わったのを確信しました。意味のあるLA公演でした。全てが心地よかったです。合いの手とか『ウォー』という反応とか……。次は全米ツアーですね(笑)」と目を輝かせた。

 安男役の碓井将大は、「ぼく自身、舞台経験が乏しかったので不安が大きく、今日は1日中、ずっと緊張しっぱなしでした。でも、幕が開いて、お客さんが一人も立ち去ることなくぼくらの芝居に集中してくれたことに感謝しています。時間がない中、いろいろやってくれたスタッフにも感謝したいです」と話す。

 スネーク役の浅利陽介は、「すっごい面白かったです。昨日のリハーサルでも、掛け合いなどが純粋に面白くて、『これイケるんじゃない?』って思った。お客さんが集まる、集まらないは別として、ここでやることに意味があるんだって思って臨んだんです。開演前に幕そでから見たらすっげーお客さんいて、それが本当に嬉しかった。こんなにたくさんいるお客さんの前でできるんだって思って一生懸命やりました。楽しかったです」と満面の笑みを浮かべる。

 イチゴ娘役の中山祐一朗は、「こんなに大反響になるとはあんまり思っていなかったんです。でも、始まってすぐに大反響になるって分かりました。まず、字幕のないフィジカルなコメディ演技で笑いが起きましたからね。『この人たちは、かなりちゃんと観ているぞ。凄いことだぞ』って思いました。『キサラギ』をこれまで何度もやってきましたが、瞬間で感じる感情みたいなものが今回は突き抜けていました。それに気付かせてくれたのは、お客さんのお陰かもしれません。こうした熱気の中でやったからこそ、役者たちの興奮も相まって、未体験の境地に行けて楽しかったです」と振り返る。

 最後に、オダ・ユージ役の今村ねずみが締めくくる。
 「自分たちが作り上げたものを海外でやれて、また、信じ込んでやり遂げられて、とてもすがすがしい気持ちです。こういう気持ちは久々です。貴重な体験をさせていただいて幸せな気持ちがします。また、今日のオーディエンスにはすごく感謝しています。特に彼らの楽しみ方は興味深かった。『日常生活から離れた魔法の時間を楽しもう』という参加の仕方をしていた。そういう日本では味わえない雰囲気の中、お客さんからエネルギーを感じました。言葉の壁は、とても不安でした。字幕と舞台を交互に観なきゃいけないから、途中で帰っちゃうんじゃないかってね。でも、それは思い過ごしでした。ちゃんと世界を作り上げれば、言葉とかそういうのは乗り越えられるんだっていうのを肌で感じました。お客さんが一緒になって共鳴してくれたから。『愛してたんだー』というセリフを言ったら、『あぁーーー』て同じテンションで一緒に叫んで来た。『あ、ここにもオダのようなヤツがいるんだ』って思った瞬間でしたね」

Report = Izumi Hasegawa/HollywoodNewsWire.net
Photo = Ima Kuroda/HollywoodNewsWire.net

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松岡充 浅利陽介 碓井将大 中山祐一朗 今村ねずみ
原作脚本:古沢良太 企画:『キサラギ』プロジェクト総合プロデューサー 野間清恵 演出:板垣恭一 舞台脚本:三枝玄樹